2026年06月16日

カイジの新作映画

今日、7時46分頃に群馬県と埼玉県で最大震度5弱を観測する地震が発生しました。
その時間は帰宅していましたが、突然スマホの緊急地震速報がけたたましく鳴り響いてビックリしてしまいました。
尚、東京は震度3でしたが、私のところはそこまでの揺れには感じませんでした。
ともあれ、津波も何も無くて良かったです。

さて、今日は邦画の新作のニュースについてです。

先日、過去3作が公開されている人気シリーズの新作のニュースがありました。

それは、カイジ 人生リベンジゲームです。

尚、映画の「カイジ」シリーズは、福本伸行さんによる大人気漫画「賭博黙示録カイジ」を原作にした実写映画です。
これまでに、2009年に「カイジ 人生逆転ゲーム」、2011年に「カイジ2 人生奪回ゲーム」、2020年に「カイジ ファイナルゲーム」の3作品が公開されています。
で、私は第1作をレンタルビデオで観てファンになったのですが、2〜3作目も面白く鑑賞させて貰いました。

そして、「ファイナル」が公開されてから6年。「ファイナル」だったにも関わらず、新作が制作されました(笑)
まぁ、「ファイナル」とか「完結編」とか「最終章」とか言っても、続編が作られるのはこの世界ではよくあることです(笑)

かつて帝愛グループと死闘を繰り広げたカイジは、またしても自堕落な底辺の生活へと逆戻りしていた。
生きるために小銭を稼ぐうだつの上がらない日々―。
だが、そんなカイジの前に、宿敵・帝愛グループの若き代表・兵藤和也が立ちはだかる!

というのが公式HPに載っている粗筋ですが、今回は兵藤和也が相手ですか。
尚、兵頭和也は帝愛グループ総帥の兵藤和尊の次男坊ですが、漫画ではスーツを着て茶髪にサングラスをかけた一見するとホスト風という父親とは全く異なる容貌の青年です。
あ、そう言えば、映画で兵藤和尊を演じたのは佐藤慶さんでしたが、「カイジ 人生逆転ゲーム」が佐藤慶さんの遺作となってしまいました。

で、ラスボスが兵頭和也ということは、原作の「和也編」が中心になるのでしょうか。
となると、地雷ゲーム「17歩」と友情確認ゲーム「救出」と「ワン・ポーカー」が描かれるのかもしれませんね。

そして、6月10日にこの新作の超特報映像が公開されましたが、思わずテンションが上がってしまいました(笑)
しかも、映像には「新章製作決定」とありましたので、単発ではなく新たなシリーズが開始されるのでしょうか。

それと、HPには主演の藤原竜也さんと原作の福本伸行さんと監督の佐藤東弥さんのコメントも掲載されています。
って言うか、福本さんの「すいません、またやります!やらせてください!」には思わず笑ってしまいましたね(笑)
ただ、脚本については「脚本家の山口さんと、意見交換しながら、煮詰めていきました。今回の『カイジ4』には、僕がマンガで描いてきたいろいろなゲーム、勝負が、上手く盛り込まれています」とコメントされていますので、しっかりと練られた濃度の濃い物語になっているように思われます。

又、佐藤東弥監督は「4作目といえば、『ゴジラ』でいえば『モスラ対ゴジラ』、『仁義なき戦い』で言えば『頂上作戦』です。どちらもシリーズ屈指の名作です。これはなんとしてもシリーズ最高の傑作にしなければなりません」と熱くて何ともマニアックなコメントを述べていらっしゃいます(笑)

で、いやが上にも期待が高まるのですが、「カイジ 人生リベンジゲーム」は来年の1月29日から公開される予定です。
尚、藤原竜也さん以外のキャストもまだ明らかになっていませんが、兵頭和也を誰が演じるのかが興味津々ですし、お馴染みの顔触れの再登場にも期待したいですね。
ともあれ、キャストなどの詳細な情報は続報を待ちたいと思います。

って言うか、藤原竜也さん。1月はこの「カイジ 人生リベンジゲーム」ですし、春は全領域異常解決室の二部作がありますからね。
2027年は藤原竜也イヤーになりそうですが、それもまたファンとしては嬉しくてなりません。
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2026年06月15日

MUSIC AWARDS JAPAN 2026

今日は朝から雨で気温も最高で22℃と4月並みの肌寒い一日でした。
そんな今日は、早起きされた人が大勢いらっしゃったと思いますが、6月12日から始まっているFIFAワールドカップ2026で、日本の初戦となる「対オランダ戦」が日本時間の15日のAM5:00から行われました。
結果は「2-2」のドローでしたが、日本は先制されながらも追いつくという展開で、勝ちではありませんでしたが、この先に希望が見える内容だったと思います。

さて、先週の6月14日、とある音楽イベントが開催されました。

それは、MUSIC AWARDS JAPAN 2026

こちらは、「アーティスト、クリエイター、レコード会社スタッフ、コンサートプロモーター、音楽出版社、海外音楽賞審査員など、各分野の音楽関係者より構成される5,000名以上の投票メンバーにて厳正なる投票を行ない、受賞作品/アーティストを決定する音楽賞」とHPで説明されています。

因みに、事業の主体となっているのは、一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)で、この団体は、一般社団法人日本レコード協会、一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会、一般社団法人日本音楽出版社協会の国内音楽の主要5団体が設立したものになります。

で、この「MUSIC AWARDS JAPAN」は、昨年の2025年から開催されていますが、そのコンセプトは「世界とつながり、音楽の未来を灯す。」であり、現時点で国内最大規模の音楽賞となっています。

尚、国内の音楽賞と言えば、「レコード大賞」の印象が強かったですし、他にも色々と賞はありました。
しかし、いずれもがテレビ局が主体となったものであり、その点でこの「MUSIC AWARDS JAPAN」は従来の音楽賞とは一線を画すものとなっています。

因みに、HPには「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」の概要として、以下の解説が掲載されています。

「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」(MAJ)は、「世界とつながり、音楽の未来を灯す。」をコンセプトとした国内最大規模の国際音楽賞です。
日本をはじめアジアの音楽を世界へ発信し、日本の音楽をグローバルに誇れるカルチャーにすると共に、海外アーティストの日本市場への進出を促進しております。
2025年、日本の音楽業界主要5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会)が垣根を越え、世界の音楽業界と連携し、音楽の未来を切り開いていく機会として設立しました。
MAJでは、アーティストをはじめとした音楽関係者5,000人による投票によって、主要6部門を含む全78部門の最優秀作品/アーティストを決定(※一部部門を除く)。

第2回目となる今年は、6月13日(土)にTOYOTA ARENA TOKYOを含む会場にて授賞式を開催いたしました。
(中略)MAJで創設されたのは、多種多様な音楽カルチャーを讃える全78部門。主要6部門は「最優秀楽曲賞」「最優秀アーティスト賞」「最優秀ニュー・アーティスト賞」「最優秀アルバム賞」「Best Global Hit from Japan」「最優秀アジア楽曲賞」です。MAJをきっかけに、日本およびアジアの音楽を世界へと届けてまいります。

まぁ、言ってしまえば「日本のグラミー賞」という感じで、この音楽賞が目指しているのはその地点なのでしょうね。

そして、6月14日に各部門の最優秀賞が発表されました。
しかし、その部門数が半端ではありません。なんと全78部門もあります。

その内容は公式HPを参照頂くとして、随分とまぁ細分化したものです。
因みに、グラミー賞は91部門がありますが、楽曲とその録音全体を評価する「年間最優秀レコード賞(Record of the Year)」とアルバム全体を評価する「年間最優秀アルバム賞(Album of the Year)と作曲・ソングライティングを評価する「年間最優秀楽曲賞(Song of the Year)」とその年の最も優れた新人「最優秀新人賞(Best New Artist)」が主要4部門と言われています。

で、「MUSIC AWARDS JAPAN」には主要となる6部門があり、それぞれの最優秀賞は以下の通りとなっています。

・最優秀楽曲賞=怪獣/サカナクション
・最優秀アーティスト賞=Mrs. GREEN APPLE
・最優秀ニュー・アーティスト賞=HANA
・最優秀アルバム賞=Prema/Fujii Kaze
・Best Global Hit from Japan=HYPNOTIZE/XG
・最優秀アジア楽曲賞=【South Korea】Golden/HUNTR/X

うーむ。私は、この最優秀賞の6組の中では、サカナクションMrs. GREEN APPLE藤井風の3組しか知りません。
他にも、受賞者の顔ぶれを見ても、知らないミュージシャンが殆どです。
いつの間にか、日本の最新の音楽事情にすっかり疎くなってしまっています(笑)

ただ、そんな私からすると、【スペシャルアーティストカテゴリー】MAJ Timeless Echo山下達郎さんと演歌・歌謡曲 特別功労賞北島三郎さんは感慨深いものがあります。
又、達郎さんは【アナログレコードカテゴリー】最優秀アナログレコード・セールス特別賞SUGAR BABESONGSが受賞していますので、2つ受賞していることになりますね。

尚、私が疎いのはなにも邦楽に限ったことではありません。洋楽も同様で、今回の【海外楽曲カテゴリー】で知っているのはLady Gagaだけだったりします(笑)
まぁ、いまだに70〜80年代の音楽が私にとっての最新なので、そこからアップデート出来ていないとも言えます(笑)

って言うか、そもそも積極的に新しい音楽を聴こうとしていませんからね。
新譜を購入するのも昔から好きなミュージシャンのCDだけですし、それだけで十分に満足だったりもするのです(笑)

ただ、こういう音楽賞を観ることで、そこから興味を持つミュージシャンが出てきたり、思わぬ名曲との出会いがあるかもしれません。
なので、そういう情報にはもう少し敏感になろうかと思っています(笑)
ラベル:邦楽
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2026年06月13日

髪結いのおこう

今日は日中は気温が28℃まで上がった暑い一日でした。
明日も30℃近くまで気温が上がるようで、そんな日はエアコンの効いた部屋に引き籠っていたいのですが、あいにくと朝から出掛ける予定があります。

さて、今日も訃報です。訃報が続いています。

俳優でタレントの中村玉緒さん。

6月9日に肺炎のため86歳でお亡くなりになったことが、昨日報じられました。
衷心よりお悔やみを申し上げたいと思います。

尚、玉緒さんは歌舞伎俳優二代目中村鴈治郎さんを父に持ち、四代目坂田藤十郎さんを兄に持つという芸能一家に生まれています。
そして、夫は勝新太郎さんというのは良く知られていますね。

で、玉緒さんは1953年に松竹の映画に初出演しましたが、翌年に大映に入社し、以降、数多くの映画に出演されました。
又、1970年代にはテレビにも活躍の場を広げ、1990年代には明石家さんまさんとバラエティ番組で共演し、そのキャラクター性が大きな人気を博しました。

因みに、これは良く知られた話だと思われますが、玉緒さんが積極的にバラエティに出演されていたのは、当時、喉頭癌で闘病中の勝さんを励ますためだったそうです。
その頃の勝さんは発声が困難な状況になっており、病室のテレビで玉緒さんが出演するバラエティー番組を見るのが唯一の楽しみだったそうです。

で、玉緒さんには確かにバラエティで見せる天然で豪快なイメージがありますが、私としては、玉緒さんと言えば、時代劇のイメージが強くあります。
そして、そんな中でも一番印象に残っているのが、この作品です。

それは、必殺仕置屋稼業

尚、このドラマは1975年から1976年にかけて全28話が放映された必殺シリーズの第6作目であり、中村主水シリーズの第3弾になります。
私はリアルタイムでは視聴していませんが、長じてから何度か再放送で視聴し、そのドライでシビアでハードボイルドな作風に惹かれたものでした。

あ、そう言えば、珠緒さんのお父上の中村鴈治郎さんも必殺仕事人で元締の鹿蔵を演じていらっしゃいましたね。
奇しくも父娘揃って必殺シリーズに出演されていたワケです。

で、仕置屋のメンバーは、藤田まことさん演じる中村主水、沖雅也さん演じる市松、新克利さん演じる印玄の暗殺実行部隊と渡辺篤史さん演じる密偵の捨三の4人。
それに加えて、彼らに仕事を依頼する繋ぎの役として、玉緒さんが演じるおこうという髪結いが加わるのですが、おこうは仲介だけで仕置に関わることはありません。

因みに、後年の「必殺仕事人」では、同じような役割で鮎川いずみさんが演じる「なんでも屋の加代」という女性がレギュラーになっていました。
ただ、加代は仕事の仲介だけではなく仕事人たちの仕事をサポートすることもあり、仕事人チームの一員という位置付けが明確なキャラクターでした。

対して、おこうの場合は仕事を仲介して主水に依頼するだけで、仕置そのものについては殆ど知りませんし、市松のことは知っているようでしたが、印玄のことは知りませんでした。
で、おこうはおさすり地蔵で主水と密会して依頼の内容を伝え、自らの取り分を差し引いた仕置料を主水に渡すだけです。
そして、主水は市松と印玄と捨三と金を分配して作戦を練り、仕置を実行するワケです。

尚、おこうは上方出身で常に京言葉を話します。
又、新富町で髪結い床を営んでいるのですが、客に対するおべっかが上手く、金にはがめついけれど弱者への情に厚いというキャラクターです。
過去の経歴は判っていませんが、女性を食い物にしている者を葬った、或いはその仲介をした過去があるのではないかと推察します。

そもそも、おこうは主水が仕置人であったことを知っていたワケですからね。
彼女も裏の世界の住人であったことは想像に難くありません。

しかし、このおこうが主水を闇の稼業に復帰させたことがこのドラマの始まりになっていますので、非常に重要なキャラクターと言えます。
彼女がどうして中村主水の裏の顔を知っていたのかは謎のままで終わってしまいましたが、一時的に裏稼業から足を洗っていた主水を復帰させたという点において、シリーズの最大の功労者とも言えます。

それと、彼女は主水に想いを寄せていたのですね。
その恋慕の強さは「主水が中村家から離縁されても自分が養う」とまで言い切るほどでしたが、最終的にその想いは叶うことはありませんでした。

そして、忘れられないのが最終回の「一筆啓上 崩壊が見えた」です。
この最終回では印玄とおこうが死亡してしまうのですが、そう言えば、昔の必殺シリーズでは最終回で登場人物がよく死んでいました。

で、おこうの死のインパクトが非常に強烈だったのですが、彼女は最後に主水にこう言い遺して死んでいったのですね。

「この稼業、やめたらあきまへんで。いつまでも続けとくなはれや。いつまでも、この稼業、続けとくなはれや」

これはある意味で呪縛のような言葉ですが、主水が仕置人であり続ける限り、おこうと一緒と在り続けるということなのです。
そして、その言葉の裏には、闇の稼業の主水に連れ添うことが出来るのは、妻のりつではなく自分だけなのだという強い自負があるのでしょう。
つまり、このおこうの言葉は彼女の最大の愛情表現だったワケですが、非常に恐ろしく、且つ、切ない言葉でもあります。

で、私は中村玉緒さんと言うと、先ずこの「必殺仕置屋稼業」のおこうを思い出してしまうのです。
後年のバラエティ番組で見せた天真爛漫な快活さやコミカルさ、そして、純粋さや凄みを持ち合わせていた、珠緒さんにドンピシャなキャラクターだったように思うのです。

そして、そんな魅力溢れるキャラクターを演じた中村玉緒さんの逝去に際し、ご冥福をお祈り申し上げるとともに、心から哀悼の意を表する次第です。
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2026年06月12日

ガッツ石松さんの訃報に寄せて

今日の午後、一時的に雨が降りましたが、一部では雹が混じった集中豪雨になりました。
近年は「ゲリラ豪雨」と言われる現象ですが、これから本格的に梅雨になると、こういう天候も増えてくるのでしょう。

さて、今日も訃報になりますが、昨日報じられたもう一つの訃報になります。

元プロボクサーでタレント・俳優のガッツ石松さん。

6月2日に肺炎のため76歳でお亡くなりになりました。
衷心よりお悔やみを申し上げたいと思います。

尚、ガッツさんは1966年にライト級のボクサーとしてプロデビューしています。
そして、1969年に全日本ライト級新人王となりましたが、その年のウェルター級の新人王は輪島功一さんで、お二人は新人王の同期だったのですね。

その後、1973年にWBA世界ライト級王座に挑戦しますがKO負けを喫し、その翌年に「ガッツ石松」というお馴染みのリングネームに改めました。
因みに、このリングネームには「ガッツのあるボクサーになってくれるように」というジム側の思いが込められているそうです。

そして、1974年にWBC世界ライト級王座に挑戦し、見事に王座を奪取しました。
その後は、5回タイトルの防衛に成功しましたが、1976年に王座から陥落し、1977年にジュニアウェルター級に転向して王座に挑みましたが2階級制覇は果たせず、結局、1978年に現役を引退されました。

デビューから連戦連勝で負け知らずという戦績ではありませんが、世界王者となり、5回も防衛しているワケですから、屈指の名ボクサーであったことは言うまでもありません。
尚、ガッツ石松の「石松」は清水次郎長の子分の侠客「森の石松」からですが、三度笠と合羽姿でのリングインとか、パフォーマンスも印象深いものがありましたね。

で、プロボクサー引退後にタレントに転身し、俳優としてもドラマや映画で活躍されましたが、元ボクサータレントのパイオニア的な存在と言えるでしょうか。
ちょっと栃木訛りが残る朴訥とした喋り方が印象的でしたし、有名な「OK牧場」とかユーモア溢れる語り口も楽しかったですね。
因みに、「OK牧場」の「OK」は「オーケー」ではなく「オッケー」です。

そして、ガッツさんはバラエティもドラマも映画も出演作は数多ありますが、俳優としても素晴らしかったと思いますね。

決して演技的に上手い俳優ではなかったかもしれませんが、悪人役でも善人役でも独特の味わいがあって、それがキャラクターに深みをもたらしていたように思うのです。
大河ドラマや朝ドラにも出演されていますし、出演作は本当に数多あります。又、ハリウッド作品のブラック・レイン太陽の帝国にも出演されていますからね。
ガッツさんのフィルモグラフィーを見ると、それだけ多くの作品から必要とされた名優だったのだなと改めて思うのです。

又、映画カンバックでは企画・制作・総指揮・脚本・監督・主演を務めましたからね。
この作品は焼き鳥屋を経営する元世界チャンピオンのボクサーが息子のためにカンバック(Come Back)する姿を描いた内容で、ガッツさんによるガッツさんのための作品だったようにも思われます。

他にも、ガッツさんは映画罪と罰でも、企画・脚本・総合監督・主演を務めています。
そういう点では、ガッツさんは俳優という以前に「映画人」だったのかもしれません。

尚、個人的には、鬼平犯科帳における盗賊・明神の次郎吉鬼坊主・清吉が強く印象に残っています。
あと、ガッツさんは特撮にも出演されていますが、ウルトラマン80ウルトラマンティガにゲスト出演されています。

そして、特撮と言えば、私としては牙狼 魔戒ノ花の第8話「家族」に登場したホラー・デリィータスの人間体イチロウの印象が強烈でしたね。
このホラーは家族の団欒の幻影を見せて招き入れた人間を鍋にして食べるというホラーであり、一家を含めて民家そのものがホラーでした。

そこで、ガッツさんはその家族の長のイチロウを演じていましたが、人の好い親父と不気味なホラーのバランスが面白かったですね。
又、アクションシーンではボクシングのようなファイトシーンもありましたが、これはガッツさんだったからこその演出でしょう。
というワケで、ガッツさんを追悼して「牙狼 魔戒ノ花」の第8話「家族」を視聴していましたが、やはりガッツさんは良い味があります。

そんな素晴らしく個性的な俳優でもあったガッツ石松さんの逝去に際し、心からご冥福をお祈り申し上げると共に、深く哀悼の意を表する次第です。
76歳という年齢は俳優としてはまだまだ若いと思いますが、あの味のある演技がもう見れないのかと思うと、淋しくてなりません。
ラベル:牙狼シリーズ
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2026年06月11日

河野談話

今日は夜になったら湿度が上がって蒸し暑くなっています。
と言っても、窓を開けていれば何とか凌げますが、夜は窓を閉めるのでちょっと寝苦しくなるかもしれません。
まぁ、我慢できない場合はタイマーセットでエアコンを入れようかと思います。

さて、今日、大きな訃報が二つありました。

先ず、政治家の河野洋平さん。

6月8日にすい臓がんのため、89歳でお亡くなりになりました。
衷心よりお悔やみを申し上げたいと思います。

で、河野さんは衆議院議員河野一郎さんの次男として生まれ、早大を卒業後に現在の丸紅に入社し、1967年にお父上の地盤を引き継いで自民党公認で衆議院選挙離に立候補し、トップ当選を果たしています。
その後は、衆議院議長(第71・72代)、副総理(村山内閣・村山改造内閣)、外務大臣(第118・123-125代)、内閣官房長官(第55代)、科学技術庁長官(第39代)、原子力委員会委員長(第39代)、衆議院議員(14期)、自由民主党総裁(第16代)、新自由クラブ代表(初代・第3代)、稲門体育会会長を歴任し、2009年に政界を引退しています。

因みに、お父上の一郎さんは副総理兼国務大臣(東京五輪担当)、農林大臣、建設大臣、衆議院議員を務めており、叔父は参議院議長を務めた河野謙三さん。又、衆議院議員の河野太郎さんはご長男になります。

で、河野さんは、憲法9条の改正に慎重な姿勢を示すなど、自民党内では「ハト派の論客」として知られ、中国や韓国との近隣外交を重視した活動に取り組みまれていましたが、中でも有名なのが「従軍慰安婦」について述べた1993年の「河野談話」でしょう。
尚、「河野談話」とは河野さんによる談話のことですが、その内容は、戦時中に朝鮮半島などの女性らが旧日本軍人の性の相手をさせられたという「慰安婦問題」について、日本政府が調査した結果をまとめたものであり、早い話が「日本政府は慰安婦問題に旧日本軍が関わっていたことを認めておわびします」という内容です。

以下、その全文です。

いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。

今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。
慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。
慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。

なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。

いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。
政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。
また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。

われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。
われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。

なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。

で、この「河野談話」では「軍や官憲が女性たちを強制連行した」と読める文脈となっており、それに対して第1次安倍内閣は2007年に「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」という答弁書を閣議決定しました。
しかし、「広い意味での強制はあった」などとして「河野談話」を支持する意見も根強くあり、論争が繰り返されています。
因みに、河野太郎さんの公式サイトでは「河野談話」に関するQ&Aがあります。

ある意味、この「河野談話」は歴史に一石を投じたものであり、その投じた一石の波紋は大きく、現在でも消えていないと言えます。
ただ、私などは、この「河野談話」の歴史的意義は、極めて大きかったように思えるのです。

尚、河野さんの死去を受けて、韓国外務省は、今日、声明を発表しています。
声明は、河野氏が官房長官在任時代に発表した「河野談話」に関し、慰安婦問題の「歴史的事実を認め、”心からの謝罪と反省”を明記した日本初の公式文書」と意義付けた上で、「歴史的事実と教訓を直視して反省する勇気と信念を実践」したとして、「韓日関係および周辺国との関係発展に尽力した故人の精神と業績を高く評価する」と讃えています。

それと、これは蛇足的なものになりますが、河野さんは競走馬のオーナーブリーダーとしても知られていました。
お父上の代から引き継いだ那須野牧場のオーナーとして、ナスノコトブキ(1966年菊花賞)、ナスノカオリ(1971年桜花賞)、ナスノチグサ(1973年優駿牝馬)といったG1ホースを輩出しています。
又、その関係もあって、没するまで日本軽種馬協会会長を務めていらっしゃいました。

ともあれ、河野洋平さんの逝去に際し、謹んでご冥福をお祈り申し上げると共に、哀悼の意を表する次第です。
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2026年06月10日

KHRUANBIN

今日もあまり気温が上がらず、最高でも22℃程と涼しい一日でした。
明日も同じような感じですが、金曜日から30度近くまで上がるようです。

さて、今日も昨日に引き続いて音楽ネタになります。

ちょっと前にYouTubeで音楽の動画をあれこれ観ていた時に、「お!」と目を引くバンドがありました。
と言うのも、ベーシストが女性で、しかも大きくスリットが開いた黄色いドレスを着ていて、脚線美をこれでもかと披露していたのです(笑)

なので、すぐさまに動画を再生して視聴したワケですが、この音楽がまた不思議な魅力を持っていたのですね。

そのバンドとは、KHRUANBIN

読み難いバンド名ですが、日本語の発音だと「クルアンビン」になります。
因みに、「KHRUANBIN」とは、タイ語で「飛行機」の意味だそうです。

で、このバンドは、ギター・ベース・ドラムスの3人構成のトリオです。
そして、フュージョンというか、歌ものではない楽曲を演奏するインストゥメンタルが中心のバンドです。
って言うか、インスト系でトリオというのも珍しいように思われますね。

そして、演奏している楽曲は、ジャスではありませんし、インプロビゼーションを主体としていません。
又、ギターの音は基本的にクリアトーンであり、ディストーションを効かせたパワーコードを使うようなハードな楽曲でもありません。

尚、メンバーは、ギターのMark Speer、ベースのLaura Lee、ドラムスのDonald "DJ" Johnsonの3人で、いずれもアメリカ出身のミュージシャンですが、ブルースやロックンロール色が極めて薄く、タイのロックやイランのポップスやダブなど世界各地の音楽の影響をソウルやファンクと癒合させたような感じが大きな特徴でしょうか。
因みに、「タイ・ファンク」という呼び方が一般的なようですが、メンバー自身はジャンルという枠に縛られることを公然と拒否しており、特定のレッテルに当て嵌めることをよしとしていないようです。
そういう点でも、「KHRUANBINの音楽はKHRUANBINの音楽」としか言いようがない気がしますし、ジャンルレスな音楽と言って良いでしょう。

で、私はLaura Leeのおみ足だけでなくその音楽性にも魅了されてしまったワケですが、YouTubeで動画を漁っただけではなく、CDも2枚購入しました。
尚、このバンドは2010年に結成され、2015年に1stアルバムのThe Universe Smiles Upon Youをリリースしていますので、実はキャリアの長いバンドだったりします。
又、2021年にはPaul Mccartneyのワンマン・ソロアルバムMccartneyVを複数のミュージシャンがカヴァーしたMccartneyV IMAGINEDの「Pretty Boys」というナンバーに参加していますが、それは知りませんでした。

あと、2024年にグラミー賞の「最優秀新人賞」にノミネートされているのですが、それも知りませんでした(笑)
って言うか、2015年にレコードデビューしているのに新人?と思いましたが、グラミー賞の新人賞の選考基準は2010年から「アーティストの“新しさ”ではなく、その年にどれだけ知名度を上げ、音楽シーンに影響を与えたかによって決まる」となっているそうです(笑)
それと、2019年には「フジロック」にも参加しているのですね。

で、前述の通りにCDを2枚購入したワケですが、それは1stアルバムの「The Universe Smiles Upon You」と、日本編集版の全てが君に微笑むです。
と言うのも、1stにはそのバンドの要素が全てが詰まっているだろうと考えたことと、日本編集版にはYMO「Firecracker」のカヴァーが収録されているからです。
そして、特に1stは愛聴盤になっているのですが、非常に心地良いというか不思議な音像であり、確かにオリエンタルでエキゾチックなムードはありますが、どこかアバンギャルドでプログレっぽくもありますし、かなり中毒性が高い音楽のように思います。

それと、トリオと言うと、CreamとかBBA(Beck,Bogert & Appice)とかThe Policeの様に各人が技巧を凝らしまくったバンド内バトルを想像してしまいますが、KHRUANBINはそうではありません。
構成が非常に緻密に構成されており、言ってしまえばドラムスとベースはシンプルで余計なことはしていません。
その代わり、ギターがやたらと忙しいのですが、カッティングしたり指弾きしたりタップしたりハーモニクスを使ったりアームを駆使したりとか、映像を観るととにかくギターテクニックの見本市のように弾きまくっています。
しかし、ドラムスとベースのリズムセクションが作り出すグルーヴは簡素でありながらも何故か表情があり、単にリズムキープだけに留まらない効果を出しており、この三者三様が融合することで、独特の世界観が構築されているのです。

というワケで、たまたまYouTubeで見つけて、よこしまな気持ちで観たバンドでしたが、これは思わぬ収穫だったなと(笑)
まぁ、動機は不純でしたが、これも運命的な出会いだったと信じたいと思います(笑)
ラベル:洋楽
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2026年06月09日

高中正義

今日は朝から雨でした。
昨夜来の雨は朝には上がっている予報でしたが、まだしぶとく残っていました。
で、今日は傘を差しての出勤となってしまいましたが、通勤ラッシュで混んでいる電車に濡れた傘を持ち込みたくありません。

さて、今日は6月9日です。そうです「ロックの日」ですね(笑)

というワケで、今日は音楽ネタで行ってみたいと思いますが、現在、欧米で大きな人気を博している日本のギタリストがいます。

それは、高中正義さん。

今夜のNHKのクローズアップ現代でも取り上げられていましたが、現在、世界で一番注目されているギタリストです。

尚、高中さんは1970年代から活躍されているギタリストですが、高校3年生の時にエイプリル・フールというバンドのコンサートで、コンサート中に酔っ払ったメンバーの「誰かギターを代わりに弾いてくれ」という呼びかけに応じて、客席から学生服のままステージに上がって演奏したことがプロデビューのきっかけとなったというのは有名な逸話ですね。
その後、岡林信康さんやつのだ☆ひろさんのサポートメンバーとして活動し、フライド・エッグというバンドに参加しましたが、ここでは本人の意に反してギターではなくベースを担当しました。
又、そこでは伝説のギタリストである成毛滋さんに師事を請い、音楽理論とギターの奏法の基礎を学びながら、並行してベーシストとしてスタジオ・ミュージシャンの仕事もこなしていたそうです。

そして、高中さんの名前を一躍有名にしたのはサディスティック・ミカ・バンドなのですが、これはもう説明不要な伝説的なバンドですね。
当初のメンバーは加藤和彦・加藤ミカ・つのだ☆ひろ・高中正義でしたが、後につのださんが脱退し、大口広司さんの一時加入を経て、高橋幸宏さんと小原礼さんが加入しました。
その後、小原さんが脱退して後藤次利が加入し、1975年にはかのROXY MUSICのイギリス・ツアーのオープニングアクトを務めたり、BBCの音楽番組に出演したりしました。
しかし、このバンドは加藤和彦さんとミカさんの離婚によって解散し、その後は、今井裕・後藤次利・高中正義・高橋幸宏の4人でサディスティックスとして活動しましが、各人がソロの仕事が忙しくなり、1978年頃には自然消滅してしまいました。

で、高中さんはサディスティックス解散後にソロとなりますが、歌ものではなく自身のオリジナル曲を中心としたギター・インストゥルメンタル曲で構成したソロアルバムを毎年1〜2枚発売するというスタイルになり、現在まで30枚のオリジナルアルバムをリリースしています。
又、1979年頃から日本ではフュージョンブームが興り、歌の無いインスト曲も受け入れられるようになりますが、その流行の一翼を担ったのが高中さんなのです。

そして、高中ミュージックの特徴は、メロディアスでキャッチーで南国のリゾートを感じさせる楽曲が多いということです。
尚、楽曲の殆どが高中さんの作曲と編曲ですが、ギタリストとしてのインプロビゼーションよりも、あくまでもメロディーとリズム重視というのが高中ミュージックの特徴であり、アドリブの長いジャズやハードロックとは一線を画したそのスタイルは、お洒落なギターミュージックとして強く印象に残ったものでした。

って言うか、5枚目のアルバムのJOLLY WAVEと6枚目のアルバムのT-WAVEと7枚目のアルバムの虹伝説 THE RAINBOW GOBLINSなんで何回聞いたか判りません。
「BLUE LAGOON」「READY TO FLY」「EARLY BIRD」「空ド、白ソ」「SAUDADE」「渚・モデラート」「TO YOU」「JUMPING TAKE OFF」など代表曲は数多ありますが、高中ミュージックは聞いていて気持ち良いですし、「浸れる」というか「酔える」のですね。

で、私も当然ギター小僧としてコピーしようと頑張ってみたワケですが、当然ながら真似出来る筈もありません(笑)
早弾きのパートでも一音一音が明確でクリアですし、なによりもあのトーンとタイム感は真似が出来ません。

尚、高中さんは共演経験もあるCarlos SantanaLarry Carltonの影響を受けているようにも感じられますが、原点は恐らくTHE VENTURESではないでしょうか。
それはギタープレイだけでなく、歌を感じさせるインストという点でそう感じるのですが、

それと、高中さんぼギターと言えば、ヤマハのSGがトレードマークでした。
他にもFenderのストラトキャスターも使っていたりしますが、印象が強いのは何と言ってもヤマハのSGで、私も一時期憧れたものでした(笑)
そう言えば、「虹伝説」の頃は髪の毛もギターもメタリックな虹色のカラーリングにしていましたが、ギターは昆虫のハンミョウみたいな色彩だなと思った記憶があります(笑)
そして、圧巻なのはやはりサーフボードをくり抜いたギターでしょうか(笑)

又、高名さんは他の歌手やミュージシャンの楽曲への参加も多く、YMO泉谷しげる井上陽水松任谷由実矢沢永吉吉田拓郎などといった錚々たる面々と共演しています。
そう言えば、1987年のテレビの「Merry X'mas Show」ではユーミンと共演していましたが、あの「恋人がサンタクロース」は最高にカッコ良かったですね。

で、現在、欧米では日本の70〜80年代のポップミュージックが「CITY POP」という名前で人気を博しています。
高中さんだけでなく竹内まりやさんとか松原みきさんとか、これもまた不思議な現象のように思われますが、確かに音楽そのものは洋楽に近いですし、かつては「AOR(Adult-Oriented Rock)」というジャンルが流行りましたし、その再燃という感じもあるでしょうか。

ともあれ、高中さんの活躍は嬉しいものがありますね。
2025年のアメリカ公演の映像も観ましたが、73歳でも現役バリバリじゃありませんか!
2011年から新譜のリリースこそありませんが、いつまでもステージで最高のギターを聴かせて欲しいと思うのです。
ラベル:邦楽
posted by メルシー伯 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月08日

プリキュアとコナンの共闘

今日、日本時間の8時38分頃、フィリピン付近でマグニチュード8.2の地震がありました。
震源に近いフィリピン南部のミンダナオ島では建物が崩れるなどの被害が相次ぎ、当局によると、これまでにミンダナオ島南部のジェネラルサントスやその周辺で少なくとも19人が死亡し、134人がけがをしたということで、痛ましい限りです。
又、フィリピン当局は沿岸に津波警報を出しましたが、震源から近いサランガニ州の沿岸では1m48cmの津波を観測したほか、インドネシアでも北スラウェシ州で75cmの津波を観測したということです。
尚、日本でも沖縄〜茨城の沿岸に津波注意報が出され、宮崎や和歌山などで20cmの津波を観測しています。
ともあれ、日本はフィリピンの被災地に対して積極的な支援をお願いしたいと思います。

さて、以前にも触れていますが、「プリキュアとコナン」クロスオーバー作品が、それぞれ5月31日と6月6日に放映されました。

名探偵プリキュア!の第18回名探偵の共演(アッセンブル)名探偵コナンの特別編はなまるな真実(アンサー)
それぞれ録画して視聴しましたが、「なるほど」という感じだったでしょうか。

で、先ず「名探偵の共演(アッセンブル)」ですが、プリキュアの世界観の中にコナンたちを登場させるのは比較的楽だったように思われます。
ただ、内容はかなりコナン寄りになっていたように思いましたし、東映のコナンに対する深いリスペクトが感じられましたね。

って言うか、液体にガラス製のものを入れて見えなくするトリックとか、これはプリキュアの主な視聴層である女子児童にとっては「?」でしょう(笑)
まぁ、明智あんな=キュアアンサーと小林みくる=キュアミスティックも判らなかったようですが、「ガラスはサラダ油の中に入れると見えなくなる」を知っているだけで十分です(笑)
エタノールとベンジルアルコールの混合物とか光の屈折率を知っているなんてプリキュアっぽくありません(笑)
まぁ、私が大好きだったハートキャッチ!プリキュアのキュアムーンライトとかキュアサンシャインなら知っていてもおかしくはありませんけど(笑)
それと、そのガラスと光の屈折率のトリックを聞いて、トリック劇場版 ラストステージを思い出してしまいました(笑)

で、そのトリックを解明したのは実はコナンで、彼があんなを麻酔銃で眠らせて、あんなの口を借りる形で説明していましたが、頭脳戦で見せ場を作るのはやはりコナンの役割なのですね。
ただ、プリキュアにはその後の見せ場がありますから、そこまではコナンを立てるという作劇はなかなか気が利いているなと思いました。

って言うか、蘭ねえちゃん。ニジーを体術でぶっ飛ばしていましたが、戦闘力はプリキュアレベルだったワケですね(笑)
それと、コナンと蘭と毛利小太郎がまことみらい市に来た理由は「怪獣」の捜査と言っていましたが、それは探偵の仕事ではないだろうと(笑)
尚、怪獣というのはハンニンダーのことだと思われましたが、単に着ぐるみの誤情報だったというオチでした(笑)

それと、ドアが開く演出とか、お馴染みの黒タイツとか、コナンの視聴者が観てニヤリとする要素が多かったように思いますね。
まぁ、何と言うか、コナンサイドに最大の敬意を払っているように感じられた次第でした。

そして、一方のコナンの「はなまるな真実(アンサー)」ですが、こちらは結論から言うと、登場したのは怪盗キッドが扮装したキュアアンサーでした。
ラストにちらっと明智あんなと思しき少女が歩いている姿が遠目に描かれていましたが、まぁ、それが精一杯でしょうね。

と言うのも、コナンの世界にマジカルでファンタジーなキャラクターであるプリキュアをそのまま出すことは出来ません。
なので、エピソードを創作する上ではコナン側の方が苦労が多かったのではないかと推察されますが、ある意味で「まぁ、これしかないよね」といった落しどころだったように思われるのです。

で、コナンの世界ではキュアアンサーが活躍するプリキュアのアニメが放映されており、子供たちの憧れになっていました。
これはつまり現実世界と同じような世界観になっているワケで、コナンが「へっ、不思議なパワーで事件が解決すんなら、探偵なんていらねえってえの」とクサすのは極めて現実的なことなのです(笑)
ただ、コナンの世界でもアニメのプリキュアが大人気であり、特に女の子がプリキュアに強い憧れを持っているということを描くのは、これはもうプリキュアサイドに対するトムズ側のリスペクトに他ならないでしょう。

しかし、怪盗キッド、今回はキュアアンサーに化けていましたが、お前は骨格や筋肉量や体型まで変えられるのかと(笑)
まぁ、アニメを見ながら必死にポーズを研究していましたし、キッドは恐らく筋金入りのプリキュア推しだったのでしょう(笑)

あと、冒頭のプリキュアのアニメの中では変身バンクもやっていましたが、これはきっとトムズのスタッフの皆さんがやりたかったのでしょうね(笑)
って言うか、変身バンクなんてなかなか制作出来る機会はありませんからね。さぞかし力が入ったことだったろうと推察されます(笑)

というワケで、それぞれの苦労が伺える内容ではありましたが、それでも楽しい歴史的なクロスオーバーだったのではないでしょうか。
又、私としては超久し振りにプリキュアとコナンを視聴しましたが、いつ観ても変わらぬ面白さがあるということを改めて感じた次第でした(笑)
posted by メルシー伯 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする